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神経再構築とその細胞・組織・個体が創生する神経情報の理解への挑戦
https://fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp/records/2000184
https://fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp/records/20001840ad969cb-e2a3-46f3-93f0-6d630f6b5afe
Item type | 成果報告書(1) | |||||
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公開日 | 2025-03-10 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 神経再構築とその細胞・組織・個体が創生する神経情報の理解への挑戦 | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 神経の再構築 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 再生 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | オルガノイド | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 培養細胞 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | クローン化 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 感覚記憶 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 意識 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 事象関連電位 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 大脳皮質 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | マウス | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18ws | |||||
資源タイプ | research report | |||||
著者 |
芋川, 浩
× 芋川, 浩× 麦島, 剛 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本研究のうち、神経構築(再構築)に伴う神経ネットワークなど神経系情報処理メカニズムの解析における研究では、神経系のin vivo及びin vitroでの再構築過程の解析をめざし、2022年度、四肢(手足)再生可能な脊椎動物より継代可能な株化細胞の樹立に成功した。この神経再生可能脊椎動物における株化細胞の樹立は、全世界で2例目である。さらに、本株化細胞から神経細胞や筋細胞への分化誘導ができることも確認している。 2023年度においては、プラナリアの培養細胞系を樹立し、眼など中枢神経系のオルガノイド作成も鋭意進行中である。プラナリアのネオブラスト(万能性幹細胞)の細胞培養は世界でまだ誰も成功していないものであり、この系を確立することで、神経オルガノイドの構築過程解析を進める予定である。 また、プラナリアの記憶に関する研究においては、同じ遺伝子を持つクローンプラナリアのコロニー作成に成功した。このクローンプラナリア作成は日本では2例目である。現在、このク ローンプラナリアを用いた記憶行動実験を計画中である。 さらに、本研究のうち、神経系の情報処理機能の解析では、とくにマウスの事象関連電位による感覚記憶の検討ラットの脳に手術による電極を設置した上で聴覚刺激に対するミスマッチ陰性電位様反応を測定し、その導出を得た。ラットに引き続きマウスでも確認されたことはひろく齧歯類に安定してこの反応が見られることを示し、ヒト以外の動物における感覚記憶の実証となる。さらに動物実験による感覚記憶研究の方法の確立に寄与するものだと考えられる。感覚記憶は意識が生じる以前の無意識過程であり、本研究における知見は、無意識を神経科学的方法論により検討する方向性を示唆している。動物実験による研究はヒトよりも実験変数を厳密に設定しやすいので、感覚記憶の根本メカニズム解明につながる可能性がある。 以上を統合して、神経構築と神経生理学的機能の両側面での知見は、記憶の神経メカニズム解明へのチャレンジに関して、貢献し得るものだと考えられる。 |
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言語 | ja | |||||
bibliographic_information |
ja : 福岡県立大学研究奨励交付金成果報告書 ページ数 12 |