@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000087, author = {細井, 勇 and HOSOI, Isamu}, issue = {1}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要}, month = {Sep}, note = {ドイツの児童福祉、とくに児童福祉施設実践を理解するためには、民間優位の原則の歴史 的形成、1970年前後のソーシャル・ペタゴーグ等の専門職養成教育の確率、そして現在の1990年児童・青少年援助法に到る法制度の推移、それらがどう関係し合ってきたかを包括的に捉える必要がある。  そこで、第1章で民間優位の原則の歴史的成立を、第2章で1970年前後の専門職養成教育制度 の確立とラウエハウスによる専門大学校の開設を論じた。第3章では、1970年頃からの脱収容施 設化の議論を経て現在の1990年児童・青少年援助法が成立した過程と、本法の理念、思想、体系について、とくに「施設教育」と呼ばれる児童養護施設や公私協働の意思決定について論じた。 また本法を鏡として日本の児童福祉ないし児童福祉法の構造的課題を明確にした。第4章では、カトリック児童施設セント・ヨーゼフ・デューレンの現在の状況を統計を通じて検討し、児童・青少年援助法の精神がどう児童福祉施設実践に表現されているかを確認した。以上から、ドイツの児童・青少年援助法の思想と体系は日本の児童福祉法体制のより根源的な改革のためのよき指針となると結論づけた。}, pages = {1--21}, title = {ドイツの児童福祉と日本の児童福祉 : ドイツ児童・青少年援助法と児童福祉施設}, volume = {25}, year = {2016}, yomi = {ホソイ, イサム} }