@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000072, author = {石村, 美由紀 and ISHIMURA, Miyuki and 古田, 祐子 and FURUTA, Yuko and 佐藤, 香代 and SATO, Kayo and 鳥越, 郁代 and TORIGOE, Ikuyo}, journal = {福岡県立大学看護学研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,2006年度から2014年度までの9年間のA大学における助産学実習での助産実践能力(分娩介助技術および健康教育)の到達状況と課題を明らかにすることである.その結果,以下の5点が明らかとなった.  ①学生一人当たりの分娩介助数は10.2(±0.6)例であり,保健師助産師看護師学校養成所指定規則の要件を満たしていた.  ②分娩介助技術が到達目標に達するためには,実習期間の比較的早い時期に分娩介助技術の経験を積むことが重要である.  ③9年間の分娩介助技術の到達状況をみると,最終年度の2014年度には到達目標に達した学生が100%を占めたが,学生全体では73名中17名(23.3%)が到達目標に達すること] ができなかった.  ④沐浴教育は学生一人あたり2.3回経験し,退院時教育は2.5回経験していた.  ⑤到達目標に達するためには沐浴教育は3回,退院時教育は4回以上の経験が望ましい.  助産実践能力(分娩介助技術および健康教育)を習得するためには経験回数の確保とともに振り返りによる確実なステップアップが重要である.また実習の比較的早い時期に分娩介助技術の経験を積むことが確実な技術習得につながることが示唆された.学士課程における短い実習期間内での分娩介助技術の習得は,2割の学生が到達目標に達しなかったことからも課題が残るといえる.社会的背景から助産師の果たすべき役割はますます増大しているため,社会の要請に応えうる質の高い人材育成のためには,大学院における教育課程に移行し,教育内容の充実,授業・実習時間の確保を図る必要性がある.}, pages = {1--10}, title = {学士課程における助産実践能力(分娩介助技術および健康教育)の到達状況と課題}, volume = {13}, year = {2016}, yomi = {イシムラ, ミユキ and フルタ, ユウコ and サトウ, カヨ and トリゴエ, イクヨ} }