@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000071, author = {権, 静香 and 中山, 政弘}, journal = {福岡県立大学心理臨床研究 : 福岡県立大学心理教育相談室紀要}, month = {Mar}, note = {近年、自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder以下ASD)児者対するアセスメントのニーズが高まっている。アセスメントは、支援の開始時だけでなく、支援と並行して定期的なアセスメントと、それをもとにした支援の見直しを行う必要がある。 本研究は、療育施設で構造化された指導(Structured TEACCHing)を行なっているASD児を対象に、PEP-3(Psycho-Educational Profile.3)を用いたフォーマルアセスメントを実施し、療育の見直しを行った事例における介入効果を明らかにすることを目的とした。 PEP-3によるアセスメントの結果、対象児の持つ「興味関心の偏り」や「シングルフォーカス」などの特性が明らかになった。その結果をもとに、自立課題では課題の提示順を見直したところ、課題を取り間違えることがなくなり合格する回数が増えた。 支援者間で一貫した支援を行うためには、フォーマルなアセスメントで客観的な情報を得ることが重要であり、加えて対象児の実際の場面での動きや保護者からの聞き取りを含めたインフォーマルな情報を併せて具体的な支援の内容を検討していくことがより良い支援につながると考えられる。}, pages = {3--10}, title = {発達障害に特化したアセスメントに基づく個別療育の取り組みの見直しについて}, volume = {8}, year = {2016}, yomi = {ナカヤマ, マサヒロ} }