@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000070, author = {佐藤, 繭子 and SATO, Mayuko and 小林, 絵里子 and KOBAYASHI, Eriko}, journal = {福岡県立大学看護学研究紀要}, month = {Mar}, note = {2015年3月にタイ王国のコンケン大学,スリナガリンド病院,コンケン病院の3施設を訪問した.4日間を通して見えた,タイの母乳育児支援の現状と課題を報告する.  タイでは,ほとんどの王立病院で赤ちゃんにやさしい病院運動(Baby Friendly Hospital Initiative: BFHI)の方針を遵守し,実践していた.WHO は生後6か月間を母乳のみで育てることを推奨している.しかし,タイの病院では軌道に乗っていた母乳育児は,ごく早期からの仕事復帰やタイの生活習慣,経済成長による母乳代用品のマーケティングの影響を受け,6か月以上の長期授乳を阻んでいる現状があった.そこで国の政策として継続的な母乳育児支援を行うため,5年ほど前より大学病院がメンターとなって一次・二次医療機 関と連携し,母乳育児支援に関するヘルスプロフェッショナルを養成し,ボランティアが中心となり継続的な母乳育児支援を行うシステムを構築中であった.  また,タイでは統合教育の中で助産師教育を行っており,学士課程の中の母乳育児支援教育のあり方について5大学と協働して研究を実施し,再評価することを課題としていた.日本でも同様の課題があり,BFHIの推進のためには,医療従事者への母乳育児支援教育の充実が必要である.}, pages = {129--135}, title = {タイ・ムアンコンケーン郡における母乳育児支援の現状 ―コンケン大学の現地訪問を通して―}, volume = {13}, year = {2016}, yomi = {サトウ, マユコ and コバヤシ, エリコ} }