@misc{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000628, author = {櫻井, 晋伍}, month = {Mar}, note = {令和3年3月に飯塚農林事務所より、本学こどもコースの学生を対象に、木材を教材として活用する地域連携事業を実施したいとの依頼があった。造形の授業で活用するにあたって、十分な量の杉や檜の木材の提供を受けることが出来たため、令和3年度後期に、木材を用いた教育実践に取り組んだ。  保育者養成教育の造形関連科目における実践研究では、描画などの2次元の表現でも、粘土などを用いた3次元の表現であっても、紙や廃材、葉っぱや土などの可塑性がある造形材料を用いた研究が主流である。そのため、本研究で取り上げる木材のような可塑性の無い造形材料を取り扱った研究は、未だ少ないのが現状である。  そこで、本研究では、本学こどもコース1年次生を対象として木製玩具製作の教育実践を行い、木材の特性を生かした作品製作の有用性について考察した。その結果、学生は本実践への取り組みを通して、素材そのものが持つ可塑性の有無に目を向けるようになっていった。特に、立体造形におけるカービング(素材を切る・削る)技法を体験するうえで、木材の活用は極めて有用であるということを確認することが出来た。また、製作過程では木材の手触り(触覚)や匂い(嗅覚)などの感覚を通した体験も得ており、身近な自然物に目を向け、保育に生かす契機となり得ることも確認することが出来た。}, title = {筑豊地区の地域材を活用した木製玩具製作の教育実践 -保育者養成課程に おける試み-}, year = {2023}, yomi = {サクライ, シンゴ} }