@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000610, author = {美谷, 薫 and MITANI, Kaoru}, issue = {1}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要}, month = {Oct}, note = {本稿では、明治期半ば以後、市町村合併が十分には進まなかった福岡県田川地域の8市町村を取り上げ、市町村行政と地域活動を中心とする公共的団体の組織にみられる地域システムの現状を明らかにすることを目的とする。田川地域では、市町村域を単位とした事務執行・サービス供給が中心となっており、一般的な行政活動で用いられる市町村域より下位の地域単位としては、各種選挙における投票区のほか、消防団分団や農業委員などの担当区域といった全域と自治会・町内会の中間レベルの区域、あるいは民生委員・児童委員の担当区域に代表される自治会・町内会レベルの区域がみられる程度であった。一方、公共的団体については、行政区のような基礎的な組織は、市町村の成り立ちを反映する形で3~4の階層で構成され、福祉・防災・社会教育といった分野の各種組織は、小規模町村では2階層、合併などによって市町村内に下位地域の枠組みが残存している場合には3階層の組織構成となっているものが中心となっていた。}, pages = {115--128}, title = {福岡県田川地域における市町村行政・公共的団体の地域システム}, volume = {31}, year = {2022}, yomi = {ミタニ, カオル} }