@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000598, author = {KOYAMA, Kenichiro and 小山, 憲一郎 and 尾首, 優花 and Okubi, Yuka}, journal = {福岡県立大学心理臨床研究}, month = {Mar}, note = {本研究は、坂本・プリブル・キートン(1998)のコミュニケーション回避に関する理論モデルを基に発言抑制に関する仮説モデルを構築し検証したものである。発言抑制に関する遺伝的素質として行動抑制系(BIS)、早期に作られる認知的機構として不合理な信念を想定し、それらによって生じる状態不安が発言抑制を発生させるという仮説の下、理論上時間的に先行する概念から現在の状態へとパス図の構成要素を配置し、因果関係を想定している。  170名の大学生に対する質問紙調査を実施した。因子分析の結果、大学生の発言抑制は、あまり親しくない相手への発言抑制とあまり関わりたくない相手への発言抑制の2因子が想定された。さらに共分散構造分析の結果、前者のみが不安によって直接影響を受けることが示された。また行動抑制系(BIS)から、不合理な信念と不安を媒介して発言抑制が起こるという間接効果も認められた。一方、後者については他の要因を検討していく余地が残された。}, pages = {3--11}, title = {コミュニケーション回避としての発言抑制発生機序モデルの検討}, volume = {14}, year = {2022}, yomi = {コヤマ, ケンイチロウ and オクビ, ユウカ} }