@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000591, author = {神谷, 英二 and KAMIYA, Eiji}, issue = {2}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要}, month = {Mar}, note = {日本のモダニズム芸術の中で、主にフランス映画の影響を受けて、一時、輝きを放ちながらも短期間で消えていった「シネ・ポエム」。この詩形式に関する詩論を取り上げ、再検討を試みる。まず、竹中郁の見解に言及した上で、詩誌『詩・現実』に掲載された神原泰のシネ・ポエム論を取り上げる。彼の理論は現実の重視と正確さの追究に特徴があり、カメラによる現実のビジュアライズを重視する。次に、シュルレアリスム芸術からマルクス主義芸術への移行をめざした詩誌『リアン』における竹中久七によるシネ・ポエム批判を検討する。最後に、春山行夫や『詩と詩論』の影響を受けながらも独自の展開を見せた折戸彫夫の詩学とシネ・ポエム論について論じる。折戸の詩論は、竹中久七の批判を乗り越える可能性を持つものである。}, pages = {29--40}, title = {都市モダニズムと断片化⑵}, volume = {30}, year = {2022}, yomi = {カミヤ, エイジ} }