@misc{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000588, author = {小野, 順子 and ONO, Junko}, month = {Mar}, note = {グルーバル化が進む社会で新興感染症による世界規模の健康危機が懸念される中、2019年に発見された新型コロナウィルス感染症によってこの懸念は現実のものとなった。本研究は、福岡県が公表しているオープンデータを集計・分析し、感染動向を明らかにするとともに必要な対策を検討する事を目的に研究に着手した。新型コロナウィルス感染症は感染者数の増加現象を繰り返しながら未だ収束は見込めない状況である。初期の第2波までのデータを集計・分析した結果、新型コロナウィルス感染者の感染者数とPCR検査数(r=0.937)及び陽性率(r=0.88)は高い相関を示した。また、帰国者接触者相談センターへの相談者数と検査数(r=0.737)及び陽性率(r=0.532)も相関が認められ、PCR検査数や陽性率が高い状況では、感染者数連動して変化している傾向が認められた。また、第1波、第2波を比較すると感染者の年代分布が異なり、第1波では60代以降が3割を超えていたが第2波では15%程度であり、感染者の増減を繰り返すなかでハイリスク者の属性が変化する事が明らかとなった。世界的流行状況を考えると未だコロナウィルスの感染者数は今後も増減する事が考えられる。その為、収束後に全体の感染状況と国や自治体の政策と合わせて分析し、今後も予測される新興感染症の備えを検討していく必要がある。}, title = {福岡県における新型コロナウィルス感染症の動向}, year = {2022}, yomi = {オノ, ジュンコ} }