@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000058, author = {古田, 祐子 and FURUTA, Yuko}, journal = {福岡県立大学看護学研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は皮膚洗浄法の違いが乳児の体重,体温,睡眠時間,授乳回数,皮膚に及ぼす影響と実施者の心身に及ぼす影響について明らかにすることである.  研究デザインは洗浄法(沐浴法)を介入した準実験研究である.介入した洗浄法は研究者が所要時間,洗浄剤,方法,すすぎ法に条件づけをした3つの洗浄法を用いた. 被験者は,生後60日未満の乳児とその養育者(実施者)33組であった.洗浄法別に洗浄法A(A 群),洗浄法B(B 群),洗浄法C(C 群)とし,途中辞退者を除く,A 群10組,B 群11組,C 群10組を分析対象とした.  結果,乳児の体重,表皮pH・油分量,睡眠時間,授乳回数,実施者の状態不安得点については,洗浄法別の有意差がないことが明らかとなった.一方,乳児の体温,表皮水分量,肌症状,及び実施者の身体疲労度については3群間に統計的な有意差が認められた.乳児に影響を及ぼした洗浄法の要因として,洗浄後の体温の増減と維持には所要時間,表皮水分量には洗浄剤と洗浄方法,肌症状発症には洗浄方法とすすぎ法が影響要因として抽出された.また,所要時間は実施者の身体症状や疲労度に影響を及ぼし,時間が短いほど疲労度が高いことが明らかとなった.  これらのことから,洗浄法の違いは,実施者の身体や乳児の循環と肌の状態に影響を及ぼす可能性が示唆された.}, pages = {25--33}, title = {乳児の皮膚洗浄法が乳児と実施者である養育者に及ぼす影響 ―異なる3つの洗浄法の分析より―}, volume = {13}, year = {2016}, yomi = {フルタ, ユウコ} }