@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000573, author = {吉田, 恭子 and YOSHIDA, Kyoko}, journal = {福岡県立大学看護学研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、日本におけるヤングケアラー研究の動向を明らかにし、看護分野の課題および看護が担うことができる役割を見出すことである。医学中央雑誌Web版を用いて検索式を「ヤングケアラー」とし、本研究のテーマに該当した文献9件を分析対象とした。分析の結果、高校生のなかにヤングケアラーが約5%存在すること、被介護者は祖父母や親であり、疾病や障害を有していた。ケア内容は家事や被介護者の情緒的支援など多彩で、ケアに費やす頻度は毎日が最も多く、1時間未満から8時間以上だった。大人からの役割委譲によるケアの常態化、長期化はヤングケアラーの健康に影響を及ぼしていたが、ヤングケアラーは殆ど相談することが無い傾向にあった。看護分野の役割は子どもが家のお手伝い以上のケアを担っている可能があるという認識を持ち観察すること、地域住民や支援機関と連携する必要性が示唆された。}, pages = {89--97}, title = {日本のヤングケアラーに関する研究の文献検討 -看護分野の課題と役割-}, volume = {19}, year = {2022}, yomi = {ヨシダ, キョウコ} }