@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000567, author = {中本, 亮 and NAKAMOTO, Ryo and 安藤, 愛 and ANDO, Ai and 宮﨑, 初 and MIYAZAKI, Hajime and 坂部, 澪 and SAKABE, Mio}, journal = {福岡県立大学看護学研究紀要}, month = {Mar}, note = {これまで、基本的には妄想は訂正不能であると考えられていたため、介入しようとすることは少なかった。しかし近年、心理学的に結論への飛躍バイアスなどの認知バイアスが被害妄想発生のメカニズムとして検討され、研究成果が期待されている。そこで、国内の被害妄想に対する介入の研究動向について文献レビューを行い、被害妄想に対する介入研究の示唆を得ることを目的とした。 【方法】研究デザインはマトリックス方式を用いた文献レビューである。医学中央雑誌Web版を用いて、「被害妄想&介入 or 看護 or ケア or アプローチ」をキーワードに全年検索し、25件を分析対象とした。 【結果】研究デザインは事例報告が64%と最も多く、対象疾患は統合失調症が69%と最も多かった。研究者の職種は看護師が52%と最も多く、介入方法の理論的根拠では、「明確な記載なし」が44%と最も多かった。結果(効果)では、「被害妄想が軽減または消失」が44%で最も多かった。 【考察】被害妄想に対する介入は十分に研究がなされておらず、被害妄想の評価項目を検討して、心理学的に有力視されている結論への飛躍バイアスを理論的基盤とした、一般化可能な実証研究が必要である。}, pages = {35--43}, title = {被害妄想に対する介入に関する文献レビュー}, volume = {19}, year = {2022}, yomi = {ナカモト, リョウ and アンドウ, アイ and ミヤザキ, ハジメ and サカベ, ミオ} }