@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000564, author = {原田, 直樹 and HARADA, Naoki and 梶原, 由紀子 and KAJIWARA, Yukiko and 田原, 千晶 and TAHARA, Chiaki and 増滿, 誠 and MASUMITSU, Makoto and 松浦, 賢長 and MATSUURA, Kencho}, journal = {福岡県立大学看護学研究紀要}, month = {Mar}, note = {目的 不登校児童生徒の家族支援の必要性を検討するため、不登校をめぐる児童生徒と保護者の意識や家族機能を明らかにすることを目的とした。 方法 福岡県立大学不登校・ひきこもりサポートセンターにおいて過去に支援を受け、学校復帰を果たすことができた児童生徒とその保護者を対象とした追跡調査を実施した。不登校のきっかけや不登校が継続した要因、家族の状態等については児童生徒と保護者の回答を比較した。家族機能については家族機能測定尺度(FACESⅢ)を用いて、不登校当時と現在を比較した。 結果 不登校のきっかけ、不登校が継続した理由、学校や教師への支援ニーズについては、いくつかの項目で、不登校児童生徒と保護者の回答に有意差が認められた。FACESⅢでは、不登校当時と現在で、凝集性と適応性に有意な変化が見られ、極端群が減少し、バランス群が増加していた。 考察 調査結果と過去の研究から、不登校児童生徒と保護者、そして学校の三者の間には、不登校をめぐる意識差が存在することが考えられた。さらに不登校の際には、家族内の情緒的結びつきが強すぎて、かつ適切な家族内の役割遂行ができない状態にあったことが伺え、家族機能が低下していたことが考えられた。不登校解消のためにはこれらを視野に入れた家族支援の必要性が示唆された。}, pages = {1--12}, title = {元不登校児童生徒とその保護者の不登校をめぐる意識差と家族機能についての研究}, volume = {19}, year = {2022}, yomi = {ハラダ, ナオキ and カジワラ, ユキコ and タハラ, チアキ and マスミツ, マコト and マツウラ, ケンチョウ} }