@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000537, author = {神谷, 英二 and KAMIYA, Eiji}, issue = {2}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要}, month = {Mar}, note = {本稿は、「物語は消尽したものを救済できるか」を問う一連の研究の第4部である。まず、ブランショの「中性的なもの」の解釈において、バタイユの共同体論を批判的に継承した「不在の共同体」を理解することが不可欠であることを明らかにし、そのために「友愛」についても考察することにより、「私たちの間の異他性」こそが、ブランショの「友愛」であり、「不在の共同体」のエレメントであることが解明される。次に、「中性的な声」へと考察は向かい、そこで「唯一の法」が示される。その結果、「あらゆる物語は、中性的なものの召還のもとでは、すでに法外な場である」とのブランショの言葉が次に研究されるべき課題であることが明らかとなる。}, pages = {153--161}, title = {消尽と救済としての物語⑷}, volume = {29}, year = {2021}, yomi = {カミヤ, エイジ} }