@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000489, author = {石田, 智恵美 and ISHIDA, Chiemi and 中本, 亮 and NAKAMOTO, Ryo}, journal = {福岡県立大学看護学研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では、アクティブラーニングによる演習を通して、看護学生がどのような思考をしたのかを明らかにすることを目的とした。ワークシートを用いた〈実習で活用するための基礎看護技術Ⅰ vital sighs〉及び〈実習で活用するための基礎看護技術Ⅱ 皮膚の機能を保つ援助技術・清拭/足浴〉の2回の演習を行い、終了後に「なるほどと思った事柄」、「新しい気づき」の記述を求めた。記述された文章について、①形態素解析による上位150の頻出語を抽出し、②抽出された語句の中で、学習行動としての5つの動詞「考える」・「思う」・「分かる」・「感じる」・「学ぶ」と、問いの内容である「なるほど」・「気づく」の語句の文脈の中での位置づけを求め、さらに、③これらの7つの語句と共起する語句とその関連性についてJaccard係数を基に、明らかにした。頻出語の抽出では、「考える」および「思う」という語句の出現回数が高く、看護学生は演習を通して「考える・思う」という思考をしていることが明らかになった。共起する語句と関連性の分析結果より、「感じる」と共起する目的語として「個別性」の係数が高く、看護学生は個別性を考えることの大切さを感じていること、「学び」や「気づき」は、グループワークやディスカッションと共起しており、グループワークが効果的であったことが示されていた。さらに、「気付く」との共起で抽出された「合わせる」という語句は、患者に合わせるという文脈で使われており、実習場面を想定した事例を使ったことが効果的であったと評価できる。}, pages = {47--56}, title = {アクティブラーニングによる演習と看護学生の思考に関する研究}, volume = {17}, year = {2020}, yomi = {イシダ, チエミ and ナカモト, リョウ} }