@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000487, author = {江上, 千代美 and EGAMI, Chiyomi and 田中, 美智子 and TANAKA, Michiko and 松浦, 江美 and MATSUURA, Emi and 安酸, 史子 and YASUKATA, Fumiko}, journal = {福岡県立大学看護学研究紀要}, month = {Mar}, note = {【緒言】関節リウマチ(RA)に罹患している人の主観的疼痛と自律神経系に対する慢性疾患ヘルスマネジメントプログラム(CDSMP)の効果を検討する。 【方法】RAの女性6人(年齢55〜65歳)がCDSMPに参加した。このプログラムの開始時(受講前)と1か月後(受講後)に、身体的および心理的尺度を測定した。測定項目は唾液中のコルチゾール、心拍間隔(RR)、疾患活動性スコア指数(DAS28)、および視覚的アナログ尺度(VAS)であった。 【結果】DAS28はCDSMP受講前後の間に有意差を示さなかったが、VASは受講前より受講後に有意に減少した(p<0.05)。コルチゾール覚醒反応(CAR)は受講前より受講後に有意に上昇した(p<0.05)。受講後のL/T値 は受講前より有意に低く(p<0.05)、受講前のLog(L×T)は受講後に有意に上昇した(p<0.05)。 【考察】参加したRA患者の主観的痛みが低下したのはCDSMPの受講によって病の体験が変容され、RAと上手くつきあう自己効力感を高めたことで精神的ストレスを軽減できたことによるものと考えた。この主観的痛みの軽減は視床下部-下垂体-副腎系(HPA系)の活性化を軽減することにつながったと推測されるため、今後は病の体験の変化や精神的ストレスの変容と生理的反応をあわせて検討する必要がある。}, pages = {27--35}, title = {関節リウマチ患者に対する慢性疾患セルフマネジメントプログラムの効果 -唾液コルチゾール・RR 間隔・DAS28・VAS 指標を用いて-}, volume = {17}, year = {2020}, yomi = {エガミ, チヨミ and タナカ, ミチコ and マツウラ, エミ and ヤスカタ, フミコ} }