@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000440, author = {宮崎, 千尋 and MIYAZAKI, Chihiro and 永嶋, 由理子 and NAGASHIMA, Yuriko}, journal = {福岡県立大学看護学研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、公立大学と私立大学の看護職を目指す学生の主体的学習活動(心理的自立)と学習意欲および自己効力感の相違を明らかにすることである。看護職を目指す学生940名を対象に、質問調査票にて調査し、t検定・相関分析・重回帰分析を行った。その結果、心理的自立は公立大学と私立大学に5%水準で有意差がみられ、私立大学の方が高かった(t(915)=-2.367, p<.05)。また、自己効力感は公立大学と私立大学に5%水準で有意差がみられ、私立大学の方が高かった(t(915)=-2.326, p<.05)。さらに心理的自立尺度の「現在把握・将来志向」は、公立大学と私立大学に1%水準で有意差がみられ、私立大学の方が高かった(t(937)=-3.315, p<.01)。「社会的知識・視野」は、公立大学と私立大学に1%水準で有意差がみられ、私立大学の方が高かった(t(935)=-2.636, p<.01)。学習意欲尺度の「リーダーシップ役割の受容」(t(934)=-2.058, p<.05)と「将来に対する展望」(t(930)=-2.177, p<.05)は、公立大学と私立大学に5%水準で有意差がみられ、私立大学の方が高かった。学習意欲尺度の「小集団学習への適性」は、公立大学と私立大学に0.1%水準で有意差がみられ、公立大学の方が高かった(t(936)=4.075, p<.001)。さらに公立大学の学生の心理的自立は学習意欲(r=.493, p<.01)および自己効力感(r=.618, p<.01)と正の関連性があった。私立大学の学生も同様に心理的自立は学習意欲(r=.504, p<.01)および自己効力感(r=.628, p<.01)と正の関連性があった。以上の結果より、主体的学習活動を促すためには、公立大学と私立大学の看護職を目指す学生の特性をふまえ、学習意欲や自己効力感を相互に高めることができる教育的支援を行っていくことが重要である。}, pages = {25--34}, title = {看護職を目指す学生の主体的学習活動と学習意欲および自己効力感の検討 -公立大学と私立大学の比較-}, volume = {16}, year = {2019}, yomi = {ミヤザキ, チヒロ and ナガシマ, ユリコ} }