@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000429, author = {郝, 暁卿 and HAO, Xiaoqing}, issue = {1}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要}, month = {Sep}, note = {本論は国際環境と文化大革命との関係性を検討する主旨に基づき、1973年に2回行われた中米会談をめぐる動きと「周恩来批判」を中心に考察する。全体としては、1970年代前半の国際情勢と中国国内の政治情勢の関係を見ることによって、中国の対外政策と国内政策の形成過程で行われた「周恩来批判」を分析することである。また、「周恩来批判」がその後の国内情勢にもたらした影響を考える。このような考察により、「周恩来批判」は単に一部の論文、著書が主張した周恩来に対する毛沢東の「妬み」によるものだけではなく、国内外の複雑な要素で毛沢東が周恩来に根本から不信感を持っているためであることを明らかにする。結論として、毛沢東が主導した「周恩来批判」の目的は、自分の後に文化大革命が否定されるのを懸念することから、対米交渉における周恩来のいわゆる「右傾化」を批判することで、文革路線を本心から擁護していないと見られる周恩来の影響を粛清することにあった。}, pages = {33--51}, title = {文化大革命と国際環境(7) ― 中米会談と周恩来批判を再考する ―}, volume = {27}, year = {2018}, yomi = {ハオ, シオチン} }