@misc{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000425, author = {ヨシ, タミア and YOSSI, Tamir and 池, 志保 and IKE, Shiho and 外山, 敬 and TOYAMA, Kei}, month = {Mar}, note = {本稿は2017年9 月24 日(日)に兵庫県民会館にて開催された、JFPSP(日本精神分析的自己心理学協会)英語相互学習グループ主催、Yossi Tamir氏の講演論文の訳出である。論文のタイトルはOn Empathyand Failures in Psychotherapyである。 Tamir氏は現代自己心理学及び独立学派の両観点から臨床における共感性の定義と心理療法における失敗について改めて整理し、心理療法中の失敗において具現化される臨床的な重要性とは、失敗を同定することと失敗の起源を内省(メンタル・ワンダリング/メンタル・ローミング)によって探求することに開かれているということを論じている。心理療法過程における共感的態度については、傾聴、理解、応答性の3つが絡み合った要素として論じている。 生き生きとした臨床報告の分析では、Tamir氏が患者の共感的理解に小さな失敗をしていたこと、しかしそこから更なる患者理解が深まったこと、自身の失敗を「タイミングを逃さず」扱えたことの臨床的意義についても考察されている。}, title = {心理療法における共感と失敗}, year = {2018}, yomi = {イケ, シホ and トヤマ, ケイ} }