@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000410, author = {神谷, 英二 and KAMIYA, Eiji}, issue = {2}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要}, month = {Feb}, note = {本稿は、「物語は消尽したものを救済できるか」を問う研究の第1部である。まず、デリダやベンヤミンらの理論を援用して、「物語」の定義を暫定的に記述する。次に、ドゥルーズのベケット論で示された「消尽したもの」について纏めることで、救済の対象となりうる人と空間を確定する。さらに、カフカとベケットの作品を具体的に分析して、作品世界に現れる「消尽したもの」と「消尽した空間」を明らかにする。最後に、救済の手がかりとして物語のアウラに着目することで、物語ることによって自己の解体や死の暴力と和解しうる可能性があることを明らかにする。}, pages = {163--173}, title = {消尽と救済としての物語(1)}, volume = {26}, year = {2018}, yomi = {カミヤ, エイジ} }