@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000400, author = {坂無, 淳 and SAKANASHI, Jun}, issue = {2}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要}, month = {Feb}, note = {日本でも研究者の数や地位など男女のジェンダー・バランスの不均衡が指摘され、現在国が主導して、高等教育と科学技術分野で女性研究者支援や男女共同参画の政策(ジェンダー政策)が行われている。本論文ではそれらの政策を具体的に示す国の『男女共同参画基本計画』と『科学技術基本計画』を対象として以下を分析する。これらの計画の中のジェンダー政策は、①具体的にはいつ頃から、どのように行われているのだろうか。また、②どのような政策意図のもとで行われているのだろうか。分析の結果、①ジェンダー政策は2005年頃から基本計画での記述量が多くなり、女性研究者支援モデル育成事業など具体的な取り組みが開始されている。②ジェンダー政策には男女共同参画を「目的」とする場合と、「手段」とする場合が混在している。特に科学技術では人的資源として女性に期待する傾向がある。一方で男女平等自体を求め、男女共同参画自体を「目的」としたり、多様な担い手によって高等教育と科学技術を活性化する面は弱い傾向がある。}, pages = {19--35}, title = {日本の高等教育と科学技術におけるジェンダー政策 ―男女共同参画基本計画と科学技術基本計画を中心に―}, volume = {26}, year = {2018}, yomi = {サカナシ, ジュン} }