@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000390, author = {渡邊, つかさ and WATANABE, Tsukasa and 池, 志保 and IKE, Shiho}, journal = {福岡県立大学心理臨床研究 : 福岡県立大学心理教育相談室紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では,健康で日常的な対人関係における依存を適応的な側面から捉え,「頼る」という行動を抑え「頼りたくても頼れない」状況になる要因について調査することを目的とした。これまでの研究では,依存欲求を弱さと捉えていたり,頼ることで孤立する不安を抱えていたりなどが要因として指摘されていたため,自己愛の中でも対人恐怖的で敏感で傷つきやすい状態にある過敏型自己愛傾向や,友人とどのような付き合い方をしているかという観点から量的に研究を行った。その結果,過敏型自己愛傾向の特徴のうち他者からの評価に敏感であるという傾向が強いこと,友人との付き合いの中で自己隠蔽や同調傾向が強いこと,被愛願望や気遣い傾向が弱いことが対人依存欲求と表出行動の差をうみ,「頼りたくても頼れない」に関連していた。また,男性の方が依存欲求を表出することをマイナスなものと捉えており,女性は相手との関係性が頼るという行動をとる上で重要になることが示唆された。}, pages = {65--74}, title = {他者に頼りたくても頼れない要因 ~自己愛と友人との付き合い方の観点から~}, volume = {9}, year = {2017}, yomi = {ワタナベ, ツカサ and イケ, シホ} }