@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000386, author = {米倉, 志穂 and YONEKURA, Shiho and 吉岡, 和子 and YOSHIOKA, Kazuko}, journal = {福岡県立大学心理臨床研究 : 福岡県立大学心理教育相談室紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では,親子関係が子どもの容姿についての悩みにどのような影響を与えるのかについて,母親と父親の影響の違いを比較しながら,容姿に対する被評価経験,養育態度及び信頼感に着目して検討した。  大学生149名を対象に,質問紙調査を行った結果,容姿について,母親からのネガティブな評価経験を回答した群の方が,ポジティブな評価経験を回答した群よりも容姿についての悩み度が高い傾向が見られた。しかし,容姿に対する被評価経験がネガティブである場合は養育の暖かさ得点が高い群が低い群よりも,自分の顔についての満足度が有意に高く,母親からのネガティブな評価経験があったとしても,養育の暖かさを感じていると自分の顔についての満足度は高まり,容姿についての悩み度を軽減する可能性が示唆された。そして,父親からのポジティブな評価経験がある場合,過干渉得点が高い群の方が低い群よりも容姿についての悩み度が有意に低い結果が得られた。さらに,父親への信頼感が高い群が低い群に比べて容姿についての悩み度が低い傾向がみられ,自分の顔についての満足度は有意に高い結果が得られた。  以上のことから,父親の関わりが子どもの容姿についての悩みを軽減させる可能性があり,父親の存在も重要であると考えられる。}, pages = {57--63}, title = {容姿についての悩みと親子関係の関連 -容姿に対する被評価経験, 養育態度及び信頼感に着目して-}, volume = {9}, year = {2017}, yomi = {ヨネクラ, シホ and ヨシオカ, カズコ} }