@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000369, author = {細井, 勇 and HOSOI, Isamu and 古橋, 啓介 and FURUHASHI, Keisuke and 秦, 和彦 and HATA, Kazuhiko and 林, ムツミ and HAYASHI, Mutsumi and 本多, 潤子 and HONDA, Junko}, issue = {2}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要, Journal of the Faculty of Integrated Human Studies and Social Sciences, Fukuoka Prefectural University}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、少子化傾向の中で子育て体験が世代的にどの程度継承されているか、子 育て体験の有無は赤ちゃんへのイメージや子育ての充実感・負担感に影響を与えるか、学校における子育てに関する教育の実態、高校生の理想の家族像や性別役割分業意識の実態等を明らかにし、子育て支援の在り方に示唆を得ることである。このため、田川地域における高校生を対象に子育てについての意識調査を実施した。  その結果、以下のことが確認された。少子化対策として性別役割分業観の改善が強調されてはいるものの、性別役割分業観が世代的に継承されていること。ほとんどの高校生が子どもを育てたいと思っているものの、「育てたいと思わない」 「わからない」との回答の背景に、性別役割分 業観が影響していることがうかがえること。少子化傾向が、子育て体験の世代的継承を困難にしていること、また、子育て体験の有無が、赤ちゃんへのイメージや子育ての充実感・負担感に影 響を与えていること。さらに、学校での子育て教育が体験学習として導入されてきてはいるものの、男性について子育て体験機会の保証につながっていないこと。  以上の結果から、子育て不安への対応として、子どもが生まれてからの親となった大人への対応策だけでなく、親となる以前の段階での子どもの成長・発達に即した子育て体験の保証こそが、有効な対応策となること、より具体的には、学校における子育て教育として、性別役割分業意識の改善を図る方向性で子育て体験学習を展開していくことの必要性が示唆された。}, pages = {51--74}, title = {田川地域における高校生の子育てについての意識調査}, volume = {13}, year = {2005}, yomi = {ホソイ, イサム and フルハシ, ケイスケ and ハタ, カズヒコ and ハヤシ, ムツミ and ホンダ, ジュンコ} }