@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000366, author = {藤山, 正二郎 and FUJIYAMA, Shojiro}, issue = {2}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要, Journal of the Faculty of Integrated Human Studies and Social Sciences, Fukuoka Prefectural University}, month = {Mar}, note = {マシュラップは中央アジアのトルコ系民族に、イスラム以前の古くから伝わる集団的な祝 い、娯楽の習慣である。収穫が終わる晩秋から、春の耕作が始まるまでの間に行われる。音楽、歌、踊り、冗談、詩の朗読などがその内容である。収穫祭という意味を持ったマシュラップもあるが、特定の目的を持った祭りというよりも、断食月の終わりなど、各種の祝い事に伴って行われることも多い。一応の組織的役割分担もあり、規約なども存在する。若者のマシュラップへのイニシエーションもあり、すべての人が参加できるわけでもない。人民公社や文化大革命の時代は中断していたが、改革開放以後の文化復興の波に乗ってある程度は復活している。しかし、民族運動の集会と誤解され、政府から中止されたこともある。マシュラップはウイグル人社会に古くから存在する自発的結社として、日本の「講」にも似た組織である。講と同じように、宗教的、経済的、親睦的など、多様な機能を担っている。柔構造的な組織なので、時代とともに、またウイグル自治区の地域でもかなり相違がある。}, pages = {1--13}, title = {ウイグルのマシュラップ}, volume = {13}, year = {2005}, yomi = {フジヤマ, ショウジロウ} }