@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000350, author = {石村, 美由紀 and ISHIMURA, Miyuki and 古田, 祐子 and FURUTA, Yuko and 佐藤, 香代 and SATO, Kayo}, issue = {1}, journal = {福岡県立大学看護学研究紀要}, month = {Dec}, note = {本研究の目的は,本学の助産実習における項目別の分娩介助技術の習得過程を明らかにし,助産実習のあり方を検討することにある.  研究方法は福岡県立大学看護学部の助産選択学生8人の2007年度助産実習記録と分娩介助評価表(仰臥位分娩用:74項目,フリースタイル分娩用:67項目)からデータを抽出し,分析を行った.その結果以下のことが明らかになった. ① 本学の分娩介助技術習得過程は,分娩介助1回目の「始動期」,分娩介助2~4回目の「準備期」、分娩介助5~6回目の「移行期」,分娩介助7~9回目の「到達期」,分娩介助10回目の「応用期」の5段階に区分される. ② 「始動期」は演習で得た成果が発揮できない時期であり,まずは外陰部消毒など,できる技術の成功経験を積むことから始める. ③ 「準備期」は経験から基本的技術を身につける時期である. ④ 「移行期」は基本的技術に関する項目の習得が拡大する時期であり,技術の振り返りを丁寧に行うことが重要である. ⑤ 「到達期」は対象に応じた技術を習得する時期であり,教育者には母子の状況と技術を統合する教育力が求められる. ⑥ 「応用期」はフリースタイル分娩介助を経験する時期である. ⑦ 分娩介助技術習得が困難な項目は6項目あり,特に分娩第2期の分娩介助に集中していた.  以上のことから,分娩介助技術の習得過程は,「始動期」「準備期」「移行期」「到達期」「応用期」の5段階に区分され,順にステップアップすると考えられ,今後はこれらに応じた教育・支援の検討が必要である.}, pages = {18--28}, title = {分娩介助技術の習得過程 -本学での分娩介助技術評価調査より-}, volume = {7}, year = {2009}, yomi = {イシムラ, ミユキ and フルタ, ユウコ and サトウ, カヨ} }