@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000334, author = {藤山, 正二郎 and FUJIYAMA, Shojiro}, issue = {2}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要, Journal of the Faculty of Integrated Human Studies and Social Sciences, Fukuoka Prefectural University}, month = {Mar}, note = {ウイグル社会にはさまざまな宗教が歴史的に興亡してきた。少なくとも現在はイスラムを信仰しているが、シャーマニズム、ゾロアスター、東方キリスト教、そして仏教とこの地に広まった時代があった。イスラムは異教排除の傾向が強いが、それでも各宗教の影響は多少なりとも残っている。イスラムの影響を受けながら変容して、民間信仰として存在している。近代化の影響で「迷信」として捨て去られるものは多いが、イスラムとは違い、現世的、世俗的な願望をかなえてくれる信仰として、イスラムと習合しながら、興隆する傾向もある。   本論では人生儀礼や日常生活に現れた民族宗教の禁忌を分析し、そこに表現されたジェンダーの観念を考える。しかしながら、男性に関してはあまり出てこない。ほとんどが女性に関するシンボリズムである。イスラムは男性的な宗教であるが、カトリックのマリア信仰にもなぞらえるような、母神信仰がウイグル社会には強く生きている。}, pages = {1--13}, title = {ウイグル社会の民俗宗教におけるタブーとジェンダー}, volume = {14}, year = {2006}, yomi = {フジヤマ, ショウジロウ} }