@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000331, author = {中村, 恵美 and NAKAMURA, Emi}, issue = {2}, journal = {福岡県立大学看護学研究紀要}, month = {Mar}, note = {小児領域で働く看護師の学習行動とワークコミットメントとの関係を明らかにするために,九州圏内の総合病院の小児領域で働く看護師を対象に,郵送法による質問紙調査を行った.  発送数234名のうち,回収数は128(回収率54.7%)であった.うち,欠損値の多いものを除いた123名(有効回答率52.6%)を分析の対象とした.  ワークコミットメントに関する18項目を因子分析した結果,「情緒的組織コミットメント」「専門コミットメント」「継続的組織コミットメント」の3因子が抽出された.  これら3因子と学習行動の関係を分析した結果,情緒的組織コミットメントは,学習意欲に影響を及ぼす要因として,学習を支援していく上で重要な要素となりうることが推測された.  継続的組織コミットメントは,職場外学習頻度に対し負の影響がみられたが,いずれの学習意欲との間にも有意な関係が見られなかったことから,継続的組織コミットメントが高い看護師に対しては,情緒的組織コミットメントを高める支援を行い学習行動へつなげると同時に,情緒的コミットメントを高めることができるよう学習を通して意識変容を促すことが必要だと考えた.  一方,専門コミットメントは,いずれの学習機会においても有意な関係は見出されなかった.小児看護という専門性のある看護により高くコミットし,学習行動へつなげるためには,小児看護師としての専門性を発揮する機会を意図的に設けることで効力感を高めること,専門性を高めるために役立つであろう学習内容や方法を検討し,学習効果を実感できるよう支援する必要があることが示唆された.}, pages = {80--88}, title = {小児領域で働く看護師の学習行動とワークコミットメントとの関係}, volume = {5}, year = {2008}, yomi = {ナカムラ, エミ} }