@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000322, author = {福田, 和美 and FUKUDA, Kazumi and 上村, 美智留 and UEMURA, Michiru}, issue = {1}, journal = {福岡県立大学看護学研究紀要}, month = {Dec}, note = {本研究の目的は,高齢期の呼吸器疾患患者のせん妄発症および回復に関わる要因とせん妄看護の実態を明らかにすることである.対象は,65歳以上の呼吸器疾患患者で,せん妄評価尺度(ナース版)を用いて12点以上をせん妄群とした.発症要因に関しては,せん妄群と非せん妄群の属性や入院時の状態の比較を行い,回復に関わる要因は,せん妄群のせん妄発症時と回復時の状態の比較を行った.また,せん妄患者に実践された看護は,看護記録より遡及的に収集し,質的に分析を行った.その結果,せん妄発症要因として,認知症,呼吸器症状があることが示された.また,せん妄回復要因は,体温の低下,睡眠障害の改善,点滴の中止であった.せん妄患者への看護は,「リアリティ・オリエンテーション」が最も多く,「話の傾聴」や「見守り」は少なかった.高齢期呼吸器疾患患者のせん妄看護として,定点的なせん妄のリスクアセスメントを行うとともに,早期の症状の緩和と生活リズムの調整を行い,予防的な視点における組織的な取り組みの必要性が示唆された.}, pages = {26--34}, title = {高齢期呼吸器疾患患者のせん妄発症要因および回復時のトリガー要因と看護ケアの実態}, volume = {6}, year = {2008}, yomi = {フクダ, カズミ and ウエムラ, ミチル} }