@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000314, author = {國枝, 幹子 and KUNIEDA, Motoko and 古橋, 啓介 and FURUHASHI, Keisuke}, issue = {1}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要, Journal of the Faculty of Integrated Human Studies and Social Sciences, Fukuoka Prefectural University}, month = {Nov}, note = {小学校2年生、4年生、6年生の児童を対象として友人関係の発達に関する調査を行った。結果は、小学校の時期に着実に友人関係を発達させ、心理的依存の対象を両親から友人に移行していることが明らかにされたが、小学校高学年の段階でも、「友人と遊ぶか親と買い物に行くか」という葛藤場面で、友人を選ぶ児童と親を選ぶ児童の数に大きな差はなかった。心理的依存の対象を親から友人へと移行させているが、友人とともに親にも依存していることが示された。  児童期後期や青年期に特徴的に見られるとされるギャング・グループやチャム・グループについては、典型的なギャング・グループはほとんど見られず、チャム・グループについては全く見られなかった。友人関係の発達における男女差では、男子は学年が上がるにつれて連続的に友人との関係性が深まっていくのに対して、女子では2年生から4年生にかけて大きく友人との関係性が深まり、特定の友人との親密な付き合いが見られた。  現代社会における児童期の子どもの友人関係は、これまで指摘されたきたような「グループを作る」や「リーダーがいる」といった特徴は少ないことが明らかにされた。}, pages = {105--118}, title = {児童期における友人関係の発達}, volume = {15}, year = {2006}, yomi = {クニエダ, モトコ and フルハシ, ケイスケ} }