@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000313, author = {田代, 英美 and TASHIRO, Eimi}, issue = {1}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要, Journal of the Faculty of Integrated Human Studies and Social Sciences, Fukuoka Prefectural University}, month = {Nov}, note = {公共交通の維持と整備は、とりわけ地方小都市で大きな困難を伴う問題となっている。整備のあり方を検討するためには、その地域社会における人々の日常的空間行動を把握することが必要である。本稿では、国勢調査データをもとに、筑豊地域における通勤・通学行動のパターンを分析する。  データ分析の結果、直方市は直鞍地区の中で、飯塚市は嘉飯山地区の中で、田川市は田川地区の中で中心性を持ち、産業的・教育的結節点としての機能を保っていると言える。ただし、同時に、直方市は北九州市、飯塚市は福岡市の通勤圏にも入っている。他方、田川地区は自足性が高い。直方市、飯塚市、田川市相互の関係が薄いことも特徴である。ここから、公共交通に関して都市間交通および市郡間交通の問題が示唆される。自足性が強く、田川郡各町村のいずれからも田川市への通勤・通学者が多い田川地区では、市郡間交通整備の必要性は高く、公共交通機関相互をつないで機能的なネットワークを形成することが最も大きな課題だと考えられる。}, pages = {93--104}, title = {筑豊地域における通勤・通学圏}, volume = {15}, year = {2006}, yomi = {タシロ, エイミ} }