@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000306, author = {西原, 尚之 and NISHIHARA, Naoyuki}, issue = {1}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要, Journal of the Faculty of Integrated Human Studies and Social Sciences, Fukuoka Prefectural University}, month = {Nov}, note = {本論は家族再統合や家族維持支援をおこなう根拠を検討するために子どもが家族と共に生活する本質的な意義を探ろうとするものである。そのため家族とは何かという原点に立ち返り先行研究を再検討している。結果として家族構造においては「特殊なペア関係を基調とした小集団」が将来的にも子育てを担う可能性が高いこと、今まで研究者が家族機能として重要視してきたもののうちほとんどは代替可能であること、家族集団が他集団と異なる特徴は「性愛的(エロス的)関係性」を備えていることを確認した。そのうえで性愛的関係がつまるところ子どもに永遠の居場所と関係性(アイデンティティ保持を可能にする環境)の感覚を自明的に保障するファクターであり、家族再統合、家族維持支援をおこなううえでの第一義的な根拠になると結論づけている。}, pages = {73--84}, title = {家族再統合論の吟味 -「なぜ家族なのか」という問いかけ-}, volume = {15}, year = {2006}, yomi = {ニシハラ, ナオユキ} }