@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000298, author = {藤山, 正二郎 and FUJIYAMA, Shojiro}, issue = {2}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要, Journal of the Faculty of Integrated Human Studies and Social Sciences, Fukuoka Prefectural University}, month = {Mar}, note = {本論はウイグルの漢語教育、つまり中国の少数民族に対する共通語の教育が長年行われてきたのになぜ効果がないのか、その問題から出発する。ウイグル人は大学に入学しても多くの人はまず漢語学習をしなければならない。ウイグルの大学でも教育言語は漢語であり、それについていくためには漢語の能力を上げる必要がある。小学校から漢語を学んでいるのになぜ習得できないのであろうか。  漢語教育体制の不備はその大きな原因であろうが、ここでは外国語教育の基本的な見方を問題にしたい。ウイグルでも当然ながら、日本の英語教育のようにカリキュラムの一つとして、他の科目と同じように教えられる。だが、外国語教育、少なくとも聞くこと、話すことという実践的な側面に関しては、学校教育の形式的な知識の伝達では効果がない。言語の読み書きと、話す聞くの両面は大きく異なっている。会話、談話、雑談などは形式知であるより身体を使う知識である。また、一人では会話はできないから、同じ見方を持つ集団、共同体を形成して学習するほうが効果的である。このような観点から、身体知としての自然会話と実践共同体について論じていく。}, pages = {37--48}, title = {言語教育、実践共同体、身体知 -ウイグルの漢語教育-}, volume = {15}, year = {2007}, yomi = {フジヤマ, ショウジロウ} }