@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000289, author = {古田, 祐子 and FURUTA, Yuko and 石村, 美由紀 and ISHIMURA, Miyuki and 佐藤, 香代 and SATO, Kayo}, issue = {2}, journal = {福岡県立大学看護学研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,本学における助産実習の実態を明らかにし,助産基礎実践力である分娩と健康教育の技術について到達度目標基準を策定することにある.  研究方法は福岡県立大学看護学部助産選択学生8人の2006年度助産実習記録と分娩介助・健康教育実習評価表からデータを抽出し,分析を行った.その結果,学生は助産実習において分娩介助を10回以上経験し,経験回数を重ねる毎に到達度が高くなっていた(r=0.72).しかし,夜間実習の割合が約6割を占め,所定の実習時間数の1.6倍の実習を行っており,過酷で過密な実習状況が明らかとなった.また健康教育では,沐浴教育,退院時教育,出産前教育の3つをすべて実施できたものはわずか2名であり,実施してもほとんどが1回のみであった.このような状況下において,学生の7割以上が到達する技術到達度目標として,以下のような基準が適切であることが明らかとなった.  1.分娩介助技術習得到達度目標としては「Aできた」あるいは「B少しの助言でできた」の割合が実施項目数の7割,つまり,70点以上を1回以上経験することを基準とする.  2.健康教育到達度目標は4段階評価を得点化し,その得点が70点以上を1回以上経験することを基準とする.  なお,本研究は本学における初年度の助産教育における助産実習の実態からのものであり,学生,教育,実習環境等の要因により到達度は変化することが考えられる.したがって継続した検討が必要である.本学の統合カリキュラムでの実習は分娩介助が中心であり,健康教育の実践には十分な時間が確保できていない.性と生殖の専門家である助産師を育成するための早急な教育改革の必要性が示唆された.}, pages = {54--63}, title = {学士課程における助産実習の技術到達度目標基準 -分娩介助技術・健康教育の実習到達評価記録からの分析-}, volume = {4}, year = {2007}, yomi = {フルタ, ユウコ and イシムラ, ミユキ and サトウ, カヨ} }