@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000261, author = {神谷, 英二 and KAMIYA, Eiji}, issue = {2}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要, Journal of the Faculty of Integrated Human Studies and Social Sciences, Fukuoka Prefectural University}, month = {Mar}, note = {私たち人間は日々、さまざまな感情にとらわれて生きている。また私たちは、記憶から逃れることは決してできない。本研究の問いは、私がつねに情感性と記憶とともに生きているという経験を哲学はどのように記述しうるのか、情感性と記憶は互いにどのように関わっているのか、その関わりを哲学はどのように記述しうるのか、というものである。研究方法としては、ミシェル・アンリの現象学を手がかりとし、主要テクストとして、 『顕現の本質』、 『身体の哲学と現象学』、 『精神分析の系譜』 、 『実質的現象学』、 『受肉』を使用する。本研究は全体で3部からなり、第2部である本稿では、第1部での情感性についての探究をふまえ、記憶についての研究を行う。論述の順序としては、まずアンリの身体論を確認した上で、 『身体の哲学と現象学』をもとに、 記憶について論じている。さらに、『精神分析の系譜』における<原-身体>について考察することで、アンリの記憶論の全体像を明らかにした。}, pages = {1--14}, title = {情感性と記憶 -アンリ現象学による試論-(2)}, volume = {16}, year = {2008}, yomi = {カミヤ, エイジ} }