@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000219, author = {石崎, 龍二 and ISHIZAKI, Ryuji}, issue = {1}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要, Journal of the Faculty of Integrated Human Studies and Social Sciences, Fukuoka Prefectural University}, month = {Jul}, note = {Hénon-Heiles系のカオス軌道の統計的性質として力学変数の2時間相関関数の数値解析 を行った。カオス軌道は、正のLyapunov指数をもった不安定な非周期軌道である。その初期値への敏感な依存性により、決定論に従うにもかかわらず初期値のわずかな測定誤差が指数関数的に拡大され、長時間後の予測が困難となる。  Hénon-Heiles系のカオス軌道の2時間相関関数は、時間と共に振動しながら減衰し、0に漸近していくことが、数値計算により確認できる。しかし、その減衰形は単調ではなく、決定論的な性質が残る初期時間領域と確率的でランダムな性質があらわれる終期時間領域とで異なる性質をもつものと考えられる。パワースペクトルのピーク構造や最大Lyapunov指数により、初期時 間領域と終期時間領域でのカオス軌道の2時間相関関数の減衰形の違いを考察した。}, pages = {9--17}, title = {Henon-Heiles系のカオス軌道の初期時間領域と終期時間領域での2時間相関関数の減衰形}, volume = {19}, year = {2010}, yomi = {イシザキ, リュウジ} }