@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000215, author = {神谷, 英二 and KAMIYA, Eiji}, issue = {2}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要, Journal of the Faculty of Integrated Human Studies and Social Sciences, Fukuoka Prefectural University}, month = {Jan}, note = {ヴァルター・ベンヤミンは、幼年時代にこだわり、幼年時代の記憶に特別な意味を与えている。本研究は、ベンヤミンの思索を手がかりに「幼年時代の記憶は集合的記憶とどのように関わるのか」を問う。テクストとして、 『ベルリン年代記』 、 『1900年頃のベルリンの幼年時代』、 『パ サージュ論』を主に扱う。本研究は、2部構成であり、本論文はその前半部をなす。まず最初に、ベンヤミンにおける子どもの特権性を明らかにする。次に、神話的世界に生きる幼年時代からの断絶について考察し、同時に、一度断絶した幼年時代を想起する技法について論ずる。さらに、 幼年時代の記憶の場としてのHofの役割を明らかにする。その後、幼年時代の記憶と集合的記憶のつながりを素描し、最後に、幼年時代の記憶と集合的記憶の交差を探究する上で、『ドイツの人びと』がもつ意味を示す。}, pages = {65--76}, title = {幼年時代の記憶と集合的記憶(1)}, volume = {19}, year = {2011}, yomi = {カミヤ, エイジ} }