@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:02000097, author = {SANO, Mayuko and 佐野, 麻由子}, issue = {2}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要}, month = {2024-03-01, 2024-06-26}, note = {今日、社会学の存立や専門性について、様々な観点から危機が論じられている。「知識としての社会学」は、社会とどのような関係にあり、どのように受容されてきたのか。本稿では、社会学を多角的に理解することを目的とし、1950年代に社会学が普及したネパールを事例に「知識としての社会学」の位置づけを研究ノートとしてまとめる。まず、Lamy(1976)の議論から、社会学は、国家の権威、富や資源といった学問を取り巻く社会構造に規定され、中心と周辺という関係性からも自由ではないことを確認した後に、文献・資料に基づき、アジアにおける社会科学普及の過程に触れ、ネパールでの社会学確立における社会学と国家との関係を整理する。次に、ガネシュ・マン・グルン・ネパール社会学会会長への聞き取り調査に依拠して、社会学者の目線から社会学の知識はどのように位置づけられ、受容されているのかを提示する。}, pages = {43--53}, title = {社会学の普及先からみえた「社会学」⑴ ―ネパールにおいて社会学はどのように受容されたのか―}, volume = {32}, year = {}, yomi = {サノ, マユコ} }