@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:02000096, author = {SAKANASHI, Jun and 坂無, 淳}, issue = {2}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要}, month = {2024-03-01, 2024-06-26}, note = {本稿では現代日本の専門職化と性別職域分離の実態を公的統計から把握する。方法として、国勢調査における専門的・技術的職業従事者を本稿での専門職とし、2020年の国勢調査(抽出詳細集計)と2022年の就業構造基本調査のデータを入手し、各専門職の男女別の人数と女性割合をまとめ、分析を行った。結果、国勢調査では就業者約5千8百万人のうち約1千万人が専門職であり、その割合は17.8%であった。就業者に占める専門職の割合は男性16.6%、女性19.3%と女性 の方が専門職割合が高かった。専門職全体の女性割合は国勢調査49.1%と女性が約半数であった。 また、女性が多数を占める職業、男女数が拮抗する職業、男性が多数を占める職業があった。以上は就業構造基本調査でも同様の傾向であった。先行研究の指摘のように、人数や女性割合の増加からみて、専門職化と専門職の女性化の進展がみられること、一方で職業によって性別の偏りがある性別職域分離が引き続き確認できることがわかった。}, pages = {31--41}, title = {公的統計からみる日本の専門職と性別職域分離}, volume = {32}, year = {}, yomi = {サカナシ, ジュン} }