@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:02000094, author = {WASHINO, Akiko and 鷲野, 彰子}, issue = {2}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要}, month = {2024-03-01, 2024-06-26}, note = {自動演奏ピアノの記録媒体であるピアノロールはその価値については不動である一方で、演奏のオーセンティシティの面からいえば多分に注意を要する資料といえる。音の入りのタイミングについても若干編集された可能性があることは知られているが、どのような加工がなされたかについては明らかにされていない。  本稿では、ピアノロールの編集の実態について、ホフマンによるショパン《ワルツ》Op. 42のピアノロール(デュオ=アート, No. 6401-6)からその解明を試みた。このピアノロールの演奏を詳細に分析することで、①どの部分に作為的な加工がなされたか、さらに、②どのような理由でそれが行われたのかを考察した。  その結果、明らかな加工の痕跡が確認できたのはA1aと曲の終盤にあたるB5以降の部分であった。また確実とはいえないものの、A1b、そしてA2a冒頭、さらにB1からB4についてもその可能性が高い。加工修正が行われた理由は、本来彼が演奏している状態に修復するため(B5、B6、Coda)、そして彼の理想とする演奏を実現するため(A1a)であった。}, pages = {1--21}, title = {ヨゼフ・ホフマン(1876-1957, Josef Hofmann)のピアノロール編集 ―デュオ=アート(No.6401-6)の編集痕跡の分析―}, volume = {32}, year = {}, yomi = {ワシノ, アキコ} }