@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000189, author = {永田, 瞬 and NAGATA, Shun}, issue = {1}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要}, month = {Jul}, note = {産地縮小の危機にある繊維産業において、国内の地域経済に基盤を持つ中小零細企業は従来の合繊メーカーあるいは商社との系列的取引関係を見直し、地域の中で連携を強めることに よって、企業の生き残りを模索している。例えば、ジーンズ業界では2000年代前後から東京や大 阪の中堅アパレルメーカーが独自の中古加工などを施した1本1万円を超える高価格帯のジーンズを販売し、地域の中小企業も主としてそうした製品に対応する縫製加工等を行うようになってきている。本稿では岡山県・広島県の繊維産業集積地を事例に、国内中小零細企業がグローバル化に対抗しうる地域間連携の現状と課題を考察する。第Ⅰ節では、市場の寡占化の下での中小資本が存続する理由について検討し、岡山・広島の繊維産業集積の現状とジーンズ製品の特徴を分析する。第Ⅱ節では岡山・広島の繊維産業集積地が形成されてきた歴史的経緯を検証し、市場ニーズに合わせて新しい製品開発をしてきた伝統が存在することを明らかにする。第Ⅲ節では福 山市に本社をもつ3つの企業(縫製OEM、染色加工業、企画・生産・販売業)を取り上げ、中小企業が存続しうる可能性について整理する。}, pages = {23--39}, title = {三備地区における繊維産業集積の現状}, volume = {21}, year = {2012}, yomi = {ナガタ, シュン} }