@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000186, author = {田代, 英美 and TASHIRO, Eimi}, issue = {2}, journal = {福岡県立大学人間社会学部紀要}, month = {Jan}, note = {地域公共交通の再編はこの20年ほどの間に多くの市町村で重要な課題のひとつになった。地方分権改革や新たな公共性の議論とも絡んで、自治体行政と住民との協働のあり方を模索する舞台ともなっている。  福岡県川崎町でも地域公共交通総合連携計画が策定され、2012年3月にコミュニティバスの実証運行が終了した。利用者数の増加という点では成果があったと言える。この過程でコミュニティが果たした役割は住民の生活交通環境の実態について細かな情報を計画策定側に伝えることであり、実証運行の成果に大きく貢献した。このことに注目して、コミュニティが「情報提供機能」を持つことを指摘した。  コミュニティの「情報提供機能」は、特に政策立案の過程における行政との協働を進める際のキーポイントである。今後は実態を伝えるだけでなく、住民ニーズの集約や住民の行動を促すための活動など情報のフィードバックと価値選択の過程が重要度を増すと考えられる。それに対応する担い手の確保がコミュニティにとって大きな課題となる。}, pages = {65--77}, title = {地域公共交通の再編とコミュニティの情報提供機能}, volume = {21}, year = {2013}, yomi = {タシロ, エイミ} }