@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000137, author = {原田, 直樹 and HARADA, Naoki and 野見山, 晴香 and NOMIYAMA, Haruka and 三並, めぐる and MINAMI, Meguru and 梶原, 由紀子 and KAJIWARA, Yukiko and 松浦, 賢長 and MATSUURA, Kencho}, issue = {1}, journal = {福岡県立大学看護学研究紀要}, month = {Dec}, note = {本研究の目的は、中学校において非行行為による生徒指導対象生徒のうち発達障害が疑われる生徒の状況把握と、これらの生徒に対する学校の支援体制の確立に必要となるものを検討することである。そのため、A県内の中学校342校にアンケート調査を実施し、66校(19.3%)から回答を得た。調査の結果、中学校において非行行為による生徒指導対象となった生徒446人のうち、発達障害が疑われる生徒は165人であった。生徒指導対象生徒に占める割合は37.0%((1)PDDサスペクト14.1%、(2)LDサスペクト9.4%、(3)ADHDサスペクト13.5%)である。これは、文部科学省(2002)の調査で明らかにされた、通常学級に在籍する発達障害が疑われる児童生徒の割合が6.3%であることを考えると、非常に大きな数値を示す結果となり、非行行為による生徒指導対象生徒の中には、発達障害の生徒がより多く存在する可能性があることが示された。この結果から、彼らの非行行為が、彼らを取り巻く環境(学校、家庭、地域等)において、適切な対応がなされない場合に二次的課題として派生していることが考えられる。しかしながら、多くの学校が発達障害の知識の不足、対応に必要な技術の不足を課題として挙げており、今後の支援には、専門機関等との協働等を視野に入れた校内外の総合的なケースマネジメント、及びアウトリーチによる継続的な家族支援が求められる。}, pages = {1--12}, title = {中学校における発達障害が疑われる生徒に対する生徒指導に関する研究}, volume = {10}, year = {2012}, yomi = {ハラダ, ナオキ and ノミヤマ, ハルカ and ミナミ, メグル and カジワラ, ユキコ and マツウラ, ケンチョウ} }