@article{oai:fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp:00000104, author = {松本, 秀範 and MATSUMOTO, Hidenori}, journal = {福岡県立大学心理臨床研究 : 福岡県立大学大学院心理教育相談室紀要}, month = {Mar}, note = {本事例のClは学級担任からの要請を受け, 家庭での問題行動は特になく,学校での対教師反抗や私語などの行動の変容を目的としClとMoが来談した。PDDとADHDの傾向があり、薬物療法も考えられたが,学級担任には行動観察をつけた行動療法的アプローチを事前にコンサルテーションし, Clの語りと観察記録を見てThと保護者とClとで話し合う親合同カウンセリングの形式をとった。治療を継続し,対教師反抗の減少と教師に優しく伝える行動・教師の指示を聞く行動が増え学習意欲を高めることができた。Clが主体的に変わろうと努力しつづけたこと、MoがThと担任の橋渡しをして事前のコンサルテーションの一貫性を保って効果を維持できたこと,担任の行動記録があることでClの行動を変えようとする気持ちを維持させられたこと,親子合同カウンセリングでClの発言と気持ちを聞きMoが焦る気持ちや不安に持ちこたえMoも家庭で一貫した関わりができたこと,以上が治療的な効果を高めた要因であると考察された。}, pages = {119--127}, title = {学校適応に困難さを抱える男児の行動観察と行動変容-学校と連携しながら行った親子合同カウンセリングの事例-}, volume = {6}, year = {2014} }